2022年1月24日、上海市徐家匯(じょかわい)にあるメトロシティの水晶玉が、4Kスクリーンから元の光帯粒子に置き換わり、世界初の裸眼3Dパノラマスクリーン「美羅元宇宙」にリニューアルされました。

4Kハイビジョンスクリーンから、従来のストリッライト粒子に代わり、より明るく鮮明なCGアニメーションを投影します。

ドーム型の3D映像表現は今回が世界初で、LEDディスプレイ技術に長けている中国らしいアーティスティックな作品となっているのではないでしょうか。

元々LEDディスプレイは、ビルやショッピングセンターの外に設置され、企業が広告を出すためのもので、平面のスクリーンという認識で世間に知られていました。

しかし、インターネットの発達や時代の流れに伴い、ビジネスとしての機能は弱体化しつつあります。

街のシンボルとして、アートの一環として、空間演出として、など様々な用途で使用されるケースも増えてきているため、今回のアイデアも、珍しい話ではないということです。

新世代の透過型LEDディスプレイ技術は、新しい方向性として、設置やメンテナンスが簡単で、平面と曲面の両方に適していることから、この革新的な発展の最大の原動力となっているといっても過言ではなさそうですね。

世界で更に多様化していくであろう透過型LEDスクリーンから、今後も目が離せません。

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